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2004年 05月 24日
朝7時から吐き気止めの点滴が開始される。9時にカテーテル挿入のため、処置室に呼ばれた。中に入るとたいそな機器がならび、たかが注射とは思われぬ、重々しい雰囲気が漂っていた。『ニッシー』に一応痛いかどうか聞いてみた。「麻酔もするし痛くないと思うけど」あまり信用できない。そうしていると『象印先生』が入ってこられて、準備が始まった。上半身裸でベッドに仰向けに寝かされ、顔を左に向けられた。右の鎖骨の下あたりに消毒を広範囲にぬられた。その後ビニールで挿入する部分以外をカバーされた。ビニールで視界を遮断されると非常に恐怖心が煽られる。象印先生は指で静脈を何度も確認しながら、麻酔を挿入。鈍い痛みだ。しばらくしてカテーテルの針が挿入された。最初はあまり痛みはなかったが、奥に進むにつれ、鈍い激痛が走った!「痛い!」と叫んだら、先生は手を緩めて、また麻酔を打った。そしてまた奥へ挿入。しかしまた鈍痛。麻酔を打ってまた挿入。やはり痛い。肩甲骨に痛みが広がる。「おかしいな」。そんな声が聞こえそうなとき、突然ドアが開いた。『助教授』が登場したらしい。バトンタッチして再び挿入。やはり痛い。「んん、痛い?ちょっと我慢してね~。」といって、麻酔をして無理やり押し込んでいくようだ。歯を食いしばって「痛い痛い痛い~、い~!」と言っても無言で挿入してきやがる。象印先生にもあれこれ確認したかとか、かなり怒りモードの助教授。ようやくカテーテルが挿入され、針で縫って管を胸に固定。ようやく起き上がると、ビニールのベッドはベチョベチョ。時計をみると1時間以上もかかっているではないか!私はゲンナリして処置室をでた。
出ると、すでに妻が待っていた。車椅子に乗って、カテーテルがきちんと入っているかどうか確認するため、レントゲンを取りに放射線科へ。 またその写真を泌尿器科に持っていくと、診察があるみたいなことを言って来た。しばらく待っていると、『長さん』と偶然に遭遇。定期検査で来ているみたいだ。 待っている間、長さんとしゃべって時間をつぶしたが、一向に呼ばれない。長さんが診察室に入っていったあと、カテーテルはちゃんと入っているとの連絡を受けて病室に戻ってきた。途中、ニッシーに遭遇したので「うそつき!」と吐き捨て、ベッドに横になった。そしたら『あかねちん』が入ってきて、「抗がん剤と栄養剤の入った量とおしっこの出た量を見たいので、おしっこの管を入れることになった」と言って来た。休み前の助教授の説明では『要相談』だったはずだ。前日の説明でも「それだけはやめて!」と懇願したハズだ。なぜ!!!!結局否応なしに、挿入されることに。管の先に皮膚の神経を麻痺させるゼリーを一杯塗ってもらい、息を大きく吸い込んで挿入!! 「痛~!!!!! ちょとまった!!!!」そしてまた挿入。「痛!!!!! 待って!!!!」そしてまた挿入「うおお!! 待った!!」 どんだけ入るねん! 十分に管は入ったが、あかねちんは陰嚢で管がとぐろを巻いていないことを確認するもおしっこはでてこない。こちらも不安になってきたとき!! あかねちんは、いったん管を抜いてニッシーを呼びに行きやがった!!!「うそ~ん!!」また一からやり直しである。 ニッシーが来てから、また激痛に耐え、なんとかおしっこも出てきたが、ちょっと血もまざっとるぞ。すでに疲労こんぱいで何もする気がおきない上に、第一回目の抗がん剤が投与された。入れ物はこれまでの栄養剤の比でないほど、重厚な瓶であり、透明な液体にはさまざまな薬品がブレンドされているようだ。 心なしか血管が熱く感じる。本日の抗がん剤は2本を5時間かけて投与して終了。その後は栄養剤を絶え間なく投与。 昼からスーツ姿の『ヤエ蔵』さんが現れた。びっくりした。ホームページを更新して、さっそく見て来てくれたようだ。でも病院名は伏せてあるし、よく分かったな?と思っていたら、近所のスーパーの名前と、ここの病院が得意先なんだそうだ。それで院内の写真とかを見て、来てくれたようだ。 その日は副作用といえるものはなく、ご飯もほぼ全部食べた。 面会時間がすぎて、ボーッとしていたら、『Pin』さんが来てくれた。ヤエ蔵さんから連絡を受けて、病院を確認してくれたようだ。すでに大学の『映画演劇研究会OB』には連絡を廻しているらしい。さすがにフットワークとネットワークに優れている学年である。 Pinさんから、サッカーブラジルチームの最新ユニフォームをいただいた。これはうれしい!入院着として重宝させていただきます。
by seisoushuyou
| 2004-05-24 09:50
| 闘病記
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