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2004年 06月 10日
朝の回診時にドクターFは咳き込んでいた。おいおい、風邪うつさんでくれよ。
9時すぎに、ノックがしたので、増血剤でも打つのかな?と思っていたら、見知らぬ看護士さんが入ってきた。新しい担当かな?と思っていたら、お腹が大きい。はて?名刺を差し出され見てみると『がん看護専門看護士 まっちゃん』と書いてある。 おお!!噂の看護士さんか!見た目はヒトゾウさんに激似!(大学OBにしか分かるまい) クラウディアさんが連絡してくれて、わざわざ出向いていただいた。 医療費の件、副作用の件、薬の件、ガン患者としてのこれからの取り組みなど、いろいろお話いただき、非常に安心させていただいた。 メンタル的な部分は医者より説得力があるぞ。ただあと1ヶ月で産休に入るらしい。また遊びに来てくれるようだ。 昼過ぎに増血剤を打ったあと、しばらくすると、今までにない激しい腰の痛みがあり、我慢の限界にきたので、ナースコールを押して、解熱鎮痛剤『ボルタレン』で落ち着く。 このことも、増血剤を打つと、骨髄で急激に血液を作るため、痛みがあるとまっちゃんに聞いていたので、悲観的にならずに対処できた。 個室に入り静かな生活を期待していたが、90歳の『狼老人』がだみ声で「お~い!うお~い!」と叫び、誰もこない場合は「うお~!!たすけてくれ~!!」と”ずっと”吼えている。そんだけ元気あったらナースコール押せよ。
by seisoushuyou
| 2004-06-10 10:26
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