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2004年 06月 11日
個室は最高であるが、隔離生活に往生している。外に出られないし、でたらでたらで手洗い、消毒、うがいと面倒だ。
しかし昼に婦長から白血球が6500まで回復したので隔離解除を聞き、大部屋に移動することになった。前の病室は満室のため、その向かいに移動した。また窓際ではない。残念。でも今日みたいな台風なみの雨風では雨漏りしている。 今度のルームメイトは前回より平均年齢が20歳若い。みんなおとなしそうだ。 久々にお風呂に入った。毛がごっそり抜けた。もともと毛は薄いが、完璧に皮膚が見えている。なんかこわい。 久々に?支店長が来てくれた。まず部屋が変わったことにびっくりしていた。事の事情を説明すると、ひいていた。色が白くなったとか、得意先の事情の報告を受けて、堺屋太一の『歴史の使い方』を頂いた。今回のメッセージはなんでしょうか? 親父が来た。親戚のおじさんも胃がんと聞かされた。義父も骨折するし。ただ幸い、みんな軽度ですんでいるようで、ホッとした。 こういうのは親戚で連鎖反応を起こすのだろうか? あと義母が来た。前回、抗がん剤の副作用のピークにあった状態だったので、安堵の表情を見せていた。差し入れの『すき家』のカレーと豚丼をほぼ完食した。あ~腹一杯。 同じ病室で唯一の御老仁である『正じい』は、ちょっと髪型がおちゃめ。テレタビーズのポーみたいな髪型なのである。でもいつも苦しそうにもだえている。私の目の前で。 ハラハラドキドキして見ている。いてもたってもいられなくなり、ナースセンターに行こうかと思ったら、自分でナースコールを押していた。 でも、目の前の私はどうしたらいいんだろう?
by seisoushuyou
| 2004-06-11 10:26
| 闘病記
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